詳細スペック 

Engine & Turbo System & Exhaust System

Engine
TEPS Complete Engine VQ35DE用カム、 クランクシャフト、TEPS VQ35用Hコンロッド改 、バランス取り、ポート研磨 etc。圧縮比 8.8 (エキマニは撮影用)
Turbo System
M35純正タービン HKS GT-RS改 (nismo強化アクチ) TEPSオリジナル タービンキット
TEPSオリジナル アウトレット+フロントパイプ&メタル触媒 TEPSオリジナル HKS GT-RS改 & ステンエキマニ
マフラー
BLITZ NUL-Touring (メイン80Φ テール114.3Φ 総重量15.5kg)
73Garage 特注220mm 内径115.3Φ アウター SFCテールアウターと比べ、取って付けた 感が無い。
 1,VQ25DET ノーマルENGINE
    VQ35の後期M35試乗したときのインパクトは、流石、1000ccの余裕。 こんな感じだった。
       試乗後は皆さん、ここまでのパワーはいらない!と、申し。VQ25DD等を買うそうだ。分かる気もする。
    VQ25DETはターボ、及びECU
のセッティング(谷間つくる)で、さぞパワーが出ているように体感させているのが現状。
    3.5と2.5では出だしで違いを感じる。2.5はモッサリした動き出しで、3.5は最初からトルクフルな走りとなる。
    VQ25DETエンジンは、何から何まで専用設計された部品を使用している。でも、燃費もパワーも最悪!。カタログ値は皆無。
    後期では廃盤となりました。これは失敗作なのかも!?ときどきニッサンはこのようなエンジン造るのだな。趣味の世界かと思えます。

 

 現在 : TEPS Complete Engine
    VQ25DETをベースにVQ35DEの部品を流用して作製されている、秘蔵スペシャルエンジン。
       経緯は当初、ファイナルギアー交換を依頼しておりましたが、フロントDEFはエンジンを降ろさないと交換が出来ない。
    どうせエンジン降ろすなら、エンジン交換も視野に入れ考えていた矢先に、とある方が積む予定でいた秘蔵のエンジンが
    仕様変更で搭載されずに工場の片隅に置いてありました。せっかく作製した物に火入れないのも可哀想。
    そこで、DEF交換序でにおやじ号へ搭載される運びになりました。
作製は削ったり詰めたり試行錯誤の上の完成 。
    今回搭載に辺り、作製後時間も経っているため、もう一度分解して組み直しを行っております。おまけでカムカバー塗装もしてくれました。
    実はこのエンジン、
インマニアダプタやGT-RS用EXマニ作製など型どりに貢献した物であります。
      
    ■Engine内詳細 コンロッド以外は、全て日産純正部品を使用。
      VQ35クランクシャフト、VQ35コンロッド(TEPSオリジナル)、コンロッドブッシュ偏芯、バルブシートカット、燃焼室機械加工、ポート拡大研磨、
      VQ35カムシャフト、VQ25DETバルブリフター、ニスモコンロッドメタル(VQ35用)、ニスモクランクメタル(VQ35用)、
      スラストワッシャーアッパー、スラストワッシャーロア、ピストン純正加工、コンロッド、ピストンバランス、ピストンリング、
      ピストンクーラーオフセットワッシャー、メタル、ピストンスカートモリブデン処理。


    インジェクターはnismoに交換して安全マージンを取ってあります。
       圧縮比は純正の8.5から、低速での”モッサリ感”を補うために約8.8に上げてある。多少のハイコンプ仕様となります。
    走り出しもノーマルに比べ”モッサリ感”は少なくなった。以前に増して、力強い加速を体感させてくれます。
       これは、0.3差の圧縮の関係もありますが、前後DEFのファイナルを3.133→3.538にローギアー化した事による効果もあろう。
    ブーストに関しては、圧縮比変更の為、気持ち下げ気味に設定してあります。1.3近辺となります。
       また、バランス取りなどされているため、精度も良くなり、エンジンの雑音が少ない。油温や水温も以前より上がらない。
    耐久性に関しては現時点では分からないが、純正部品流用であるため問題は無いかと思います。
    燃費はファイナル交換もあり、Complete Engineと相殺された状態かと思いきや、改善されて平均6.5km走ります。
    加速は良いし、燃費も良くなるなんて思いもしない誤算でした。何より、5速での”かったるさ”が解消。Dレンジでもキックダウンせずに、
    楽に加速出来ます。この組み合わせは絶賛です。
 

 1,M35純正タービン
    ノーマルタービンだが、コンプレッサー側(ギャレット製)はT03 60Tでインデューサーにサージ防止の溝加工されている。
       低回転からトルクを発揮させるための細工がしてある。タービン側は9枚ブレードでGT2510と同じと思われる。
    エキマニ取り付けはT03フランジを使用。ボールベアリング、セラミックタービン等、良い所が沢山あります。
Max320PS位かな。
 

 現在 : TEPSオリジナル HKS GT-RS改 + nismo強化アクチエーター + ステンエキマニ(タービン側のみ)
    M35のVQ25DETはスペースが無い。タービン交換も大変。4WDゆえに反対側はフロントプロペラシャフトがあるので、
       セル位置等は変更出来ないらしい。オイルリターンも前側はフロントドライブシャフトも通るので、いろいろ逃げながら作らないといけない。
       試行錯誤の上の完成である。車載状態での交換はATミッション脱着などを行わないと手間取る模様。
       効果は、流石に社外タービン故の高回転時の延びの良さであろう。上まできっちり回り、パワーも付いてくる。
       ステンエキマニも貢献していると思われる。ステンエキマニは、他の効果として良い音がする。
       但し、タービン側バンクのみステンなのが残念な部分である。純正タービンでは2500rpm〜3500rpmでピークとなるが、
       GT-RSでは3000rpm〜4500rpmがピークとなり、500rpm程の差がある。しかし、一度ブーストが掛かると純正には無い加速となる。
    全開スタート時はホイルスピンしてしまう。危険きわまりない状態である。タイヤの減りも激しくなると思われる。
       なお、本来GT-RSの排気フランジはT25だが、あえてT3に変更されている。ブーストに関しては、1.4k迄掛けられる。
    セッティング時には1.5k迄掛けてのテストも行われているが、安全マージン的には1.4kが妥当。
    ちなみに、ダイナパック測定でTCF(倍率補正値)は1.0の補正無し、ブースト1.4kで、約340ps。
       従来のローラー式シャシーダイ換算ではこれに1.15を掛ける。 約390psとなります。
 

 1, ノーマル フロントパイプ&キャタライザー
   NM35は触媒が2個付いているのでフンずまり状態である。 タービン直後が第1触媒、Fパイプ途中が第2触媒となる。
    nismo製触媒は第1触媒のみ交換し、Fパイプ含む第2触媒はそのまま使用します。所詮メーカー系部品 (純正扱い)であるため効果は??
   2個の触媒の役割ですが、第1触媒は排気温度を下げる為に付いている模様、第2触媒の方で排ガス浄化する仕組み。
   パイプ径も細いのでフンずまりの原因でもある。タービンアウトレットからキャタライザー以降フロントパイプ含め交換が必要です。


 2,PROS  タービンアウトレット+フロントパイプ&キャタライザー (76.3Φ)
   上記に書いたとおり、触媒はタービン直後が第1触媒で、フロントパイプ部分が第2触媒となる。
   PROSは純正やnismoとは違い、第1触媒は取り除きタービンアウトレットにステン76.5φパイプをコマピース溶接にて作製。
   触媒レスとなり排気圧上昇と温度上昇を緩和出来る仕組みとなる。 なお、タービンアウトレット部分は高温になるためバンテージを巻いてある。
   フロントパイプ部分もステン76.3φを使用し、手曲げ&コマピース溶接にて作製されている。芸術的職人芸である。
   肝心の触媒は純正第2触媒位置に配置されており、触媒本体をメタルではなく
*アメリカ保安基準クリアー仕様を使っている。
   これにより、タービンアウトからマフラータイコ接合部までステン76.5Φパイプ化となる。(フジツボマフラー中間も76.3φを使用)
   性能だが、ノーマルとの比較でありnismoとの比較では無いためどちらが良いかは不明。ノーマルに比べれば勝負にならない。
   レスポンス、ブースト掛かりと安定性、排圧、排ガス値の低下など、低速時のトルクは多少だが落ちる感もあるが、
   ストレス無く高回転域まで回る。排気音に関しては多少だが大きくなる。
   ノーマルの”ふんずまり”から解放され、ノーマルがいかに抑えていたかが伺える。高価だが交換価値は絶大である!
    
*排ガス保安基準は日本よりアメリカの方が厳しい。触媒1個でも排ガス基準値はクリアーしている。
     *車検はPROS製に関しても排ガス基準値はクリアーしていますが、地域や工場により異なります。証明書類等なし。

 現在 : TEPSオリジナル  タービンアウトレット(76.3Φ)+フロントパイプ&メタル触媒 (80Φ)
   タービン交換に伴い、タービンアウトレットから触媒迄を作製し直した。
   PROS製は全て76.3φで構成されていたが、今回はアウトレットは76.3φ、その後は80φで作製し、メタル触媒を作って繋げてある。
   現在マフラーを
BLITZのNUL-TOURINGに交換してあるので、マフラータイコまで80φ構成となる。
   メタル触媒位置はPROSと同じでタービンから離した位置の方が排圧下がって良い 。
   効果は純正触媒2個から1個に変更とパイプ径拡大で抜けは良くなる。タービンも違うので一概には言えないが、ブーストの掛かりはかなり速い。
   熱処理はバンテージ巻き。車体側に耐熱シートが貼られている。今回はタービンアウトに合わせ作製し直した。
 


 1,
AXIS専用ノーマルマフラー (23.2 kg)
  やはりノーマルはおとなしい限りです。走りが重いですね。テールが下向きになっておりカッコ悪い。
  排気効率が良いわけではないし、総重量もかなりあります。音も静かで楽しくない。
  今後の事を考えるとパイプ径が細すぎるのが大きな理由です。それと見栄えでしょうか。


 
2, : Fujitsubo : Legalis R Evolution (メイン76.3Φ  テール:W  18.5 kg)
  マフラーの老舗「フジツボ」をチョイス。毎回車買うたびにフジツボを使用しているので購入したまで。本来SuperRが良いのだが設定無し。
  「Legalis R Evo」は「nismoのヴェルディナマフラーキット」 と出所が同じである。テール形状とサブサイレンサーのアンダーカバーの有無だけでパイプ等は同じ。
  値段はnismoの半値で買える。効果はノーマルパイプの径より拡大の為、多少低速が無くなるが高回転時は抜けが良くなり、
  ブーストの掛かりも良くなった。ノーマル以上の”ドッカンターボ”に変身。音質はV6らしい音ではなく、水平対向見たいな音です??
  聞き慣れ ない妙な音です。音の感じだと排気効率の悪さ加減が伺えます。途中のチャンバー見たいなのを取ればかなり良い音になるかも。
     形状、パイプ径は”柿本”が良いのだが”爆音系”は、今後の取り締まりがキツクなるため番外落ち。
  効果としては軽量化、排気音、見栄え、これ位しか無いのかも。
  排気音だが、察するにZ33やM35のNAは3気筒ごとに1本出ししているため本来のV6Soundを奏でている。
  NM35はシングルタービン6気筒を助手席側バンク一カ所に集約し、タービンを介して排気している為、排気が干渉しあっている感じ?。
  エキマニが左右等長では無いため水平対向見たいな音になるのかも??等長エキマニなんか作製出来ないでしょうが。
   それにしてもPower無さ過ぎ。なさけね〜っ!正しいカタログ値が出るのは三菱車だけなのか?やはり三菱は 凄い!!

  GENJI MIKI マフラーテール延長KIT (95Φ 175mm ハス切仕様)
     「Legalis R Evo」に交換後、AXISエアロではテールが3cm程奥に入り込んでいます。
    このままではエアロの変色&変形は逃れられないので、テールエンドを延長することにしました。
    「GENJI MIKI」と言うショップから「テールエンド延長kit」なるパイプが出ています。特に”なに用”とかでは無く、汎用品です。
    店の人は使用不可能と言っておりましたが、実測でテール径93Φでしたので、95Φ なら丁度良い感じで取付られました。
    テールエンドは
ハス切仕様 になっています。 元のフジツボテールと延長パイプの隙間は「ガンガム」を塗り異音防止を施してあります。
    また、取付はネジ穴を開けてナット締めです。
これでエアロの変色&変形は逃れらると思います!?

 問題点Legalis取り外し時に発覚したことですが、中間パイプのレゾネーター側に水が大量に溜まっていました。
      水蒸気だとは思ういますが、まさか洗車時の水がそこまでは届かないと思います。これはどうやっても外さない限り抜けない。
 

現在BLITZ NUL-TOURING  (メイン:80Φ。テール:シングル114.3Φ 15.5kg)
  フジツボ Legalis R Evoでも静かな部類ではあるが、もう少し静かにしてみたいと思い、 今回BLITZのNUL-TOURINGに交換した。
  巷でも静かで有名らしい? また、メインがフジツボ(76.5Φ)に比べ太い(80Φ)事も選んだ理由とも言える。
  BLITZ製は初めてでシングル茶筒テールが少し不満だが、静かなので良しとしよう。
  Legalis R との音の違いだが、アイドリング時は至って静か。純正+α程度。低音が頼りない。Legalis Rより軽い音がする。
  また、レゾネーターが無くシングルでマフラーエンドまで行っているため、Legalis Rのような排気がぶつかり合う不快音は無くなり良い感じです。
  屋内への"こもり"はLegalis Rよりは無いが、 現仕様は触媒が1個しか無いため、余計に音が大きく聞こえるのだと思える。
  走り出しは、やはり抜けが良くなったのか低速が若干細くなった。太鼓部分で絞られているがLegalis Rよりは抜けが良いと思える。
  高回転時の音はLegalis R より高い音質で、乾いた音がするが、かなり静かだ。純正感覚で乗れる。この辺は、好みの違いも有るかと思える。
  ブーストの掛りなどは気持ち程度良くはなる。価格はこちらの方が安く買えるのでお勧め。(通販¥51300)
  また、サブマフラー部分がスマートになり、Legalis Rより3kgの軽量化にもなります。太鼓部分の最低高はLegalis Rより1cm程高い。
  中間パイプ部の最低高はLegalis Rより1cm低くなる。何れにしても、駐車場の車止めには注意が必要。
  取付に関しては、純正の吊しゴムで十分行える。強化ゴムバンドは必要ない。アース線の位置の変更が必要。
  やはり、AXISバンパーでは10cm近く奥まります。バンパー焼けが発生するのでテール延長を行います。

  追記:タービン交換後では多少抜けが悪い部分もあるが吊しの中では良い方のようだ。
      3500rpm付近から変な音に変わり騒がしくなる。これは中間タイコ内に絞りがあるためだそうだ。試しに中間をストレートにしたが、
      やたらとウルサクなるだけで抜けは良くはならなかったので戻した。リアサイレンサー部分で抜けが悪いようだ。

   73Garage 特注220mmチタンマフラーカッター (φ115.3 220mm)  (SFCチタンバージョン115-120Tより変更)
 
  AXISエアロではテールが奥に入り込んでいますので、取付当初SFCアウターで延長しましたが、やはり横から見ると・・・。
    情けない感じです。取って付けたのがバレバレ!かなり恥ずかしい感じです。拘りを込めて73Garageなるお店に特注で作製依頼。
    今回は少し遊んで見ようかと思い「チタンマフラーカッター」を特注し付けて見た。長年乗ると色がもっと綺麗になるらしい!?
    びびり音及び盗難落下防止にマフラー補修パテ(ソフト99)を塗り込み、延長カッターを取付、
トラスネジM4で止めている。
    特注仕様内容は、全長220mm 内径115.3Φ ネジ穴M4単穴。これでマフラータイコ熔接部分からフルカバーとなる。
    一瞬見ただけではマフラーカッターだとは気づかれない程度になったと思うのは自分だけかも!?
     ちなみに価格だが、SFC特注は標準価格の2倍。73Garageが¥14500。かなり高額だが、これで気分が晴れるなら安いもんだ。
 

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